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職場のハラスメントとメンタルヘルス

変化の多い時代を生きるあなたの未来創造アドバイザー
悩みを解き放ち開き放つ、業務改善&人材育成の産業カウンセラー
Chi-ho's studio 鎌田千穂です。

12月も残り少なくなりました。
博多駅はクリスマスイルミネーションがきれいです。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

私はというと、12月17日の土曜日に、
保育園のクリスマス会に施設長という立場で顔を出していました。

終了後は、初めてのランチ忘年会を行い、12月生まれの私は、ランチ忘年会の時に、先生方から誕生日プレゼントとお祝いをもらいました。

ですが、退職をされる方の報告もあり、悲喜こもごもの一日になったのは言うまでもありません。

さて、今日は職場のハラスメントとメンタルヘルス第二弾です。
内容は、その場できちんと自分の気持ちを伝える大切さについて

職場のハラスメントの多くは、
相互関係において、
相手に確認することなく、
自分の勝手な解釈からによる思い込みから始まります。
そして、自分の考えを正当化したり、
否定したり、同調することで、拡大していきます。


下記の表はアルバートエリスが唱えたABC理論です。



このABC理論からもわかるように、
出来事は、感情や行動につながる原因ではなく、
その人が持っている観念が感情や行動の原因になります。

そのため、相手を許せなくなったり、自分を責めたくなった時ほどこそ、
自分の感情や行動を真っ先に疑うことexclamation

その際、受け取り方や感じ方を表す観念には
ざっくりと3つのパターンがあります。

  1. 自分を正当化し、相手を否定するタイプ
    当たり前のことなのに、何度言ってもわからない。
    言い訳がいうのがうまいよね!
  2. 相手を正当化し、自分を否定するタイプ
    私が我慢すれば丸く収まる。
    私の頭が悪いから、怒られてもしょうがない。
  3. 自分の問題ではないのに、自分の事のように同調するタイプ
    自分が嫌だから、相手も嫌に決まっている。
    あんな風に言われたら、私だったら耐えられない、本当にかわいそう。。

どのパターンも、自分の考え方による思い込みです。

解消するには、相手と自分は違うという考え方のもと、
相手に事実確認を取り、自分の考え方と相手の考え方の整合性をとれば済むことです。

ですが、この信じて疑わない自分の心のフィルターは、
勝手な空想を巡らせ、同情したり、怒ったり、悲しんだりと
独りよがりの自分中心の世界に入り込んだ思考になっています。

職場のハラスメントやメンタルヘルスは、
こういった、思い込みや先入観、勝手な判断で決めつけた行為からが多くみられています。

考えすぎ、相手はそんなことは考えていないんだ。
そんな風に考えている自分が悪いんだからと、
何か自分に向かって、善悪を言い聞かせているなぁと、ささっと気が付いて、
どうぞ、その場で今の気持ちを相手に伝えて、事実確認をしてください。

自分の思い込みだったとわかったり、
相手に傷ついた自分の気持ちをわかってもらえたりと
相互の関係性に変容が見られることのきっかけになるかもしれません。

先ずは、
相手を知るために自分がそう感じていることに疑いを持つこと
次に、
相手に自分の考え方が正しいのかきちんと確認を取ること

それが職場のハラスメント防止につながり、
メンタルヘルス不調の予防の一つになるのではないでしょうか?



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