私の得意分野の一つに「文字や内容をみてその人の傾向を分析する」ことがある。
これは、物心ついたときから自分が意識しないでやってきた経験に基づいたもの。
人柄や性格・長所短所・予測できる行動・悩む内容・育成方法・どういった話し方がいいかなど、見えてくる。
最初のころは、目的を達成するために、無意識にそこを活用していた。
例えば、営業をしていた時は、お客様のニーズをつかみ
事務をしていた時は、上司の要望を先取りし、
接客をしていた時は、受付の時の対応に
新人教育やフォローの時は、どういった課題にぶつかり、どういったタイミングでモチベーションが上がったり下がったりし退職を決断するのかなど
ただ、確証がなかったので、新人教育の時の500人弱、お客様の売上分析などで統計をとり、自分の判断もあながち間違っていないと、だんだん確信を持てるようになれた。
そして独立し、もうすぐ4年目に突入する就職支援を実施してきて、やっぱりねーと、更に実感を持てるようになってきた。
確信は、本人の持っている課題は1つ。多くて2つぐらい。
全てはそこが起点となって、まわっているので、その課題に気が付き、課題を良いものに置き換えるか、意識できるように振り返られる事が出来るようになれば、多少なりとも解消される。
そして、他の問題もおのずと消えてしまう。
ただ、言えるのは、私もそうだけれども、自分の事はわからないもの。
1人で自問自答し解決することは、意外と難しい。
一度きっかけが分かれば、自分でセルフカウセリングやセルフコーチングができるのだけれども、やったことがない人はわからないし、見様見真似でやったとしても、真に理解し、体得できるまでに時間がかかる。
だから、産業カウンセラーやキャリアコンサルがいるんだなぁと、立て続けに勉強しながら、実際に体感し、多少の体得だけれども、それを通じてその価値や重要性の大きさが日々深まっている。
ただ、カウンセリングの一般にあるイメージは、昔の私と同じで、
「心の病気になった人が行くところ」と考えられることが大半なので、世間一般のイメージは、あまりよろしくない。
私の長所でもあり短所でもある得意分野とカウンセリングを、
もっと多くの人に、もっと早く、もっと効率よく、もっと確実に、もっと正確に、もっとピンポイントで、どういったところで、どういう風に活かして行けるかな~と模索する
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