職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

私が子供のころ、両親はホンダに勤めていた。
今はどうなっているかわからないけれど、昔のホンダは組織というより家族経営が大きくなった感じで、幼稚園バスのおり先は原にあった工場の事務所だった。

子供の私は、母の仕事が終わるまでの間、一人遊びをしていたり、事務所のスタッフの人たちの休憩時間や息抜きの時に、話し相手になってもらっていて、いつも大人に囲まれ、工場の片隅で遊ぶ機会が多かった。
でも、色んな人から遊んでもらえて、事務所にいても退屈をしなかったことを思い出す。
また、忘年会や社員旅行も一緒にいっていた。

今思えば、子供のころに、接客・電話対応、どんな仕事をして、どんな事が必要なのか、書類に囲まれている机や整頓されている場所、機械油のにおいを鼻でかぎ、色々なところを眼で見て、肌で感じ取り、やりがいをもってイキイキと働く、かっこいいお兄さん・きれいなお姉さんを見ていた。
そこから、大人ってかっこいい面白い、だから夕方は全力で頑張っているから疲れると理解していたと思う。

今は、職場に子供がいることは、当然と言えば当然だけど、家族経営をしているところに限られ、たいていは大人ばかりの職場になっている。

だからこそ、全てとは言わないけれど、核家族になり、子供の取扱説明書が必要になるような、子供の接し方が分からない大人が増え、子供は一日塾やゲームにはまるので、くたくたに疲れたお父さんお母さんを見て、疲れているとテレビを見る音でさえもイライラする大人の世界に魅力を感じず、世代が違う大人の対応に慣れてないのかもしれない。
親はたまの休みに、日頃かまってあげられないことや八つ当たりの罪悪感を持つので、子供と接するときはいつもと違いとても優しい

だからこそ、そんな機会が重なり続けるので、空気を読む子が育つ。

希薄な関係は、色んな面で作り上げられてきた副産物。
子供の責任ではないし、新卒の子が悪いわけでも、おかしいわけでもない。

全ては、大人がそう育ててきたからでしかない。

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