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経営者と部下の間の経営に対する論点のブレと格差

今回のテーマは、どの企業でもあり得る。

企業のTOPや経営幹部が考えた、経営理念や行動指針、企業倫理などその会社を立ち上げた経緯や情熱というものがある。

しかし、残念なことに、従業員数が多く、TOPとの距離が離れているほどこそ、末端に行きつくまでに、思想は別物にすげ変わってしまっている。

なぜなら、途中経過において、次に伝達する人の価値観や思想、固定観念や先入観によって歪むからだ。
そして、最終的には

「そうやれって言ってるんだから、やらないとならない」
「適当に口裏だけ合わせてりゃ、機嫌は取れるだろう」
「とりあえず、職場の上長だけ、やってりゃ顔が立つ」

などというような、形式や表面だけに変化していることが多い。

こんな時に、いかに従業員に想いを熱弁しても、馬の耳に念仏。
ワンマン経営なら、こういった傾向は、更に強くなるところが増える。

こういった時、やっぱり必要なのは、意識の統一と職場教育

意識の統一は、じっくりと従業員の言葉に耳を傾け、聴くことから始まる。
例え、相手の考えに対して自分の意見を言いたくなったとしても、最後まで相手の話に耳を傾け、疑問でちょくちょく返してみるとベスト。
新しい発見が手に入る事が多い。

職場教育を行うには、何故、職場教育が必要なのかを、客観的に管理職に伝え、管理職から教育を受ける事がとても大切。
そして、大事なのは教育を行ったら、必ず定期的なフォローがいるという事。

このフォローを怠ると、形式や表面上の受講者が増加してしまうのです。

どちらの場合も、人の心を動かすものだから、根拠が必要だったり、自分たちが作っている矛盾点を消し去ることも同時作業なので、とても時間がかかる。

人を動かすには、何を伝えたかではなく、何が伝わったか。
伝えただけでは、自己満足
言ったからわかったでしょうと言う考えは怠慢

何が伝わったかを受け止め、目的に合わせて軌道修正をかけていくことが、人を財産として育てる本来のあり方ではないかなと、私は考える



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