業務改善&組織変革
Chi-ho's studio(チホズ・スタジオ)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
バタバタとしている中でも情報収集や学びの場、
そこから実践につなげるための日々の取り組みは欠かせません。
10月に経営実践研究会という経営者が所属する会に入り、
自分の経営レベルを引き上げることにしました。
日本全国の経営者、世界で活躍している経営者と直に意見交換を行い、お互いの得意分野を掛け合わせ協働し、新ビジネスの展開を図ることもあり、また関係者には通常ならお会いできないような方々ばかりが連なっている経営を研究しながら実践する会です。
今回初参加になった柳川視察です。
本当は一泊二日なのですが、スケジュールの都合で11/23の祝日だけの参加。
KATARObase32に集合。
そこでまずは柳川の現状と、商店街活性化の取り組みや力を入れていることを伺います。
商店街活性化の補助金を利用したことなど、地域の先導者に直に話を伺います。
そして、柳川商店街を散策。
もともとあった大手のスーパーが撤退し、荒れ地になったところを再利用し、地元物産販売所に作り替えるなどの取り組みも、数名の方が中心となり柳川商店街を盛り立てる行動を起こされる、その情熱に感動です。
更に、柳川地区の経営者の方と交流&事業を視察。
創業106年、株式会社オーツボに訪問です。
創業者は、地域のために自社の内部留保よりも小学校のプール費用や町の信号機を寄付するなどの柳川市に還元していたというお話は、地域を育てる企業という言葉がぴったり。
株式会社オーツボで、家族や地域ぐるみで海苔養殖の準備を行い、収穫までの道のりがわかる動画を見せてもらい、海苔生産工場の見学を行いました。
有明海苔ができるまでの工程など、海苔は水揚げしてから24時間が命。その間に痛まないように不純物を取り除き加工をする技術力の高さ、細やかな取り組みに、こんなご苦労があるんだと、いつも美味しく食べられる海苔は皆さんたちのおかげだとため息が出るばかりです。
海苔の生産工場で話をきいてから、海苔養殖場を視察です。
地元の方の家族総出の準備や協力体制を知ることができると、遠くに見える海苔の養殖場がとても尊いものにみえてしまいます。
視察後は地元の経営者と親睦を兼ねて意見交換会です。
食事以外はマスクを着けて、感染対策を気にしながら、どうしたら生き残っていくのかそれぞれの想いを語る時間でもありました。
コロナだからと言って何もしなければ企業は倒産し、日本も破綻します。
諦めなければ、必ず生き残る術はみつかる。
そして、動いたものだけが、必ず生き残る術を手に入れられる。
そんな奮い立たせる気持ちになった一日でした。