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固定観念はどこにでもある

37歳になる弟から夜の9時ごろ電話がかかってきた。
スピーカにして電話に出ると、
「姉ちゃん!暇やろ?暇やろ?もう飯食った??ちょっと家に来なよ!」と言う。
私「何事さ?急ぎなの? 夕飯ならもう食べてるし」
弟「まだ、入るやろ。魚あるけん、食べにきぃよ」
私「わかった、ありがとうね。せっかくなんで行くよ~」
弟「おかんも暇やったら誘ってきていいよ」
私「はいはい」

…相変わらず、弟は母譲りの述語中心の会話。
弟の家に行ってわかったことは、
釣った魚で弟が料理をして、私と母にごちそうしてくれたこと。

手に取るように行動がわかる弟
釣りに行ったら、ズズキが大漁で嬉しかったので釣れるままつってきた。
張り切って調理したけれど、あまりの量に、家族で消費しきれないと気が付いた。
どうしようと悩んでいるうちに、奥さんの助言で私らが呼ばれた。

帰宅後、会話をスピーカーにしていた時に、傍で聞いていたお子ちゃまに、事の経緯を話しながら、おじちゃんの手料理持ってきたよと手渡すと
「おじちゃんも不器用な男なんだねぇ。暇やろって連発せずに、素直に沢山魚が釣れた事を自慢して、魚料理を作ったから食べにきて欲しいって言えばいいのに。照れ臭かったんかな?大人って面倒くさいね」と言う

あ~、そういう考えもあるなぁ。
手に取るように弟の行動を分析していたけれど、お子ちゃまの一言で、そういう見方もあるんだと、改めて自分の固定観念に気づかされる。

そう考えると、弟が作ったカルパッチョやマリネを弟家族6人と私と母上と8人で囲んで食べた日でしたが、まさか弟の手料理を食べられる日がくるとは夢にも思わなかったのも事実。

そう考えると、昨日のしめくくりは、とても良い日だったと思う



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