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陽明学を学ぶ

業務改善&組織変革
Chi-ho's studio(チホズ スタジオ)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
昨日は、経営実践研究会主催の小山 睦男さんがお話された「陽明学」2回目の勉強会に参加していました。

陽明学とは何か

王陽明氏の「陽明学」は、15世紀から16世紀に、明代の中国で活躍した儒学者である王陽明によって確立されたものだそうで、日本では「陽明学」と言われる前は、「王学」と呼ばれていたそうです。
また、中国では「心学」「明学」「陸王学」などと呼ばれるのが一般的で、「心の学問」と呼ばれることもあるらしいと調べていてわかりました。

王陽明氏は、朱子学を学び、主額の内容や考え方は、世の中のすべてのものや事柄は「理」で成り立っていて、「理」について読書などの学問をすることで理解が深まり「性」へといたることができるとしていますが、王陽明氏は、朱子学そのものへ疑問を募らせており、学問をすることで「理」を求めるのではなく、日々の日頃の仕事や生活のなかでの実践を通じて、心のなかに「理」を求めることの大切さを説いた人のようです

 
陽明学の思想
 
1回目で話された全体像では、6つの思想があると教えてもらいました。
  1. 良 知:学ばずとも知っている、人が本来持っている叡智。
  2. 心即理:己の心にすべての真理がある。外にはない。
  3. 知行合一:「行」が伴わなければ「知」もない。一元論。
  4. 事上磨錬:心がぐらついたときこそが修練の場になる。
  5. 万物一体の仁:この世の全てを慈しむ。人の痛みは己の痛み。
  6. 萬街の人皆聖人:全ての人には良心(良知)がある。
この6つの思想を学ぶために、代表作「伝習録」を元に学んでいます。
この、書籍「伝習録」は、王陽明と弟子たちとの問答の記録で、会話形式に翻訳した内容で、500ページほど。
めっちゃ小さい文字で、本を開いて、一瞬でパタンと本を閉じてしまうくらい。
気を取り直して、講座に参加して話を伺います。
 
( ̄ω ̄;)エートォ...
 
知行合一(ちぎょうごういつ)

二回目の学びでは、知行合一でした。

「知」は知ること、「行」は実践することで、これらは同じ「良知」から発されるもので分離することはできないとする考え方であり、そのことを善悪や良否で分離すること自体が、私欲や私心となり、自分の欲となるため、本体には善悪や良否がなく、そこにある現実のみが存在しているわけなんですよ。

う~ん…  "σ(._.@) う~ん…

自分なりの理解としては、
知識と行為は一体であるということ。
本当の知は実践を伴わなければならないということ。
知って行わないのは、未だ知らないことと同じであること、
知っている以上は必ず行いにあらわれること

その5つを何とかぼんやりとこんなことを言ってるんだろうなぁと認識し、産業カウンセリグにおいての心理面で重なることがあり、また仏教の般若心経ともかぶったところがあるなと感じているところです。

ただ、実践に辿りつくには、何とか概論は悟ったとしても、
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ!状態に陥っていっています。

来月も、また頭から湯気がでそうだけど、日々精進と鍛錬の連続で自分の成長を通じて、人にどのようにアウトプットして役立てられるのか、それは全く見えていませんが、必ず誰かの何かの役に立つ精神で、アウトプットと実践を行っているところです!


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