職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

「この仕事、ちょっといいかもしれない」

求人を見ていて、そんなふうに思うことはありませんか?

仕事内容も、勤務条件も、今の自分には悪くない。
できることなら、応募してみたい。

でも、次の瞬間、いろいろなことが頭をよぎります。

「もう少し若ければ、採用されるかもしれない」
「この仕事、私にできるのかな」
「経験者を募集しているみたいだし、難しいかもしれない」
「どうせ応募しても、またダメだったら……」

でた!
必殺ダメ出し自分攻撃。

気がつけば、応募ボタンを押せないまま、別の求人を探している。

再就職の仕事探しは、求人を見つけるだけでも大変。

やっと気になる仕事が見つかっても、
今度は自分自身にブレーキをかけてしまう。

慎重になるのは、
それだけ真剣に仕事を探しているからかもしれません。

だから、迷ってしまう自分を責めなくてもいい。

とはいえ、

「自分には無理かもしれない」と思ったその理由。

未確認のまま信じているのでは?
確認できたことでしょうか。
まだ起きていないことへの不安ですか。

その違いを整理することが、次の一歩につながります。


「できない」と決めるのは早い

求人票に

「経験者歓迎」
「実務経験3年以上」

と書かれていると、
それだけで応募を諦めたくなることがあります。

もちろん、企業が求める経験や資格は大切。

必須条件を満たしているか、
きちんと確認する必要もあります。

とはいえ、
求人票の一部分だけを見て、

自分には無理だと決めつけてしまうのは、
少しもったいない。

例えば、
これまで販売の仕事をしてきた人が、
事務職の求人を見つけたとします。

事務職の経験はありません。
パソコンも、基本的な操作ができる程度です。

「やっぱり事務の経験がないと難しいかな」

そう思うかもしれませんね。

だからこそ落ち着いて。

これまでの仕事を振り返ってみると、

  • お客様への対応
  • 商品の管理
  • 売上の確認
  • スタッフ同士の情報共有

など、さまざまな経験をしてきたのではないでしょうか。

その中には、次の仕事でも生かせる力があるかもしれません。
もちろん、経験があるから必ず採用されるわけではありません。

それでも、

自分ができることを十分に確かめないまま、
可能性を閉じてしまう必要はないのです。

今までの経験は、
応募する仕事と職種が違っていても、
決して無駄にはなりません。


応募を迷ったとき:自分に問いかけてみたい3つのこと

気になる求人が見つかったとき、
すぐに応募する必要はありません。

反対に、
迷ったからといって、
すぐに諦める必要もありません。

そんなときは、次の3つを考えてみましょう。

1.私は、この仕事のどこに惹かれたのだろう?

給与が希望に近いからでしょうか。
仕事内容に興味があるからでしょうか。
これまでの経験を生かせそうだからでしょうか。

それとも、勤務時間や休日が自分の生活に合っているからでしょうか。

理由は何でも構いません。

まずは、その求人のどこに魅力を感じたのかを考えてみましょう。

自分が仕事に求めているものが、少し見えてくるかもしれません。

2.応募をためらっているのは、なぜだろう?
「経験が足りない気がする」
「年齢が気になる」
「自分に務まるか不安」
「不採用になったら落ち込みそう」

いろいろな気持ちがあると思います。

ここで大切なのは、不安を無理になくそうとすることではありません。

何が不安なのかを、
自分で分かってあげること。

例えば、

仕事内容が分からないのであれば、
求人票を読み直したり、
企業の採用情報を確認したりする。

そんなちょっとしたことで、解決の糸口が見つかるかもしれません。

必要なスキルが不安なら、
求められている条件と、
自分ができることを比べてみるのもあり。

一方で、
不採用への不安は、
情報を集めるだけではなく、
気持ちとの付き合い方を考える必要があるかもしれません。

不安の理由によって、
できることは違います。

だからこそ、
漠然とした不安を抱えたままにせず、
少しずつ整理してみることが近道。

3.もし応募しなかったら、どう感じるだろう?

少しだけ、想像してみてください。

その求人を見送ったあと、ほっとする?
それとも、「やっぱり応募してみればよかった」と思うのですか?

もちろん、
後悔しそうだからといって、
必ず応募するべきだということではありません。

とはいえ、自分が後悔すると思うなら応募するべき♪

もちろん、
仕事内容や勤務条件が自分の希望に合わないのであれば、
見送ることも大切な判断。

ただ、
応募をためらっている理由が

「自分には無理に違いない」

という思い込みだけなら、もう少し調べてみる余地がある。

自分が何を大切にしているのか。
何が分かれば納得できるのか。

それを考えることが、自分らしい選択につながっていきます。


応募するかどうかは、情報を集めてから決めてもいい

求人票を読んでも、
実際の仕事内容や職場の様子までは分からないことの方が多い。

そんなときは、分からないことを確認してみましょう。

例えば、次のようなことです。

  • 入社後は、どのような業務から担当するのか。
  • 未経験の業務がある場合、研修や指導を受けられるのか。
  • 求人に記載された条件について、確認しておきたいことはないか。
  • 自分の経験や資格で応募条件を満たしているか。

応募前に確認できることもあれば、
応募後の面接で質問を。

求人に記載された応募方法や問い合わせ先を確認し、
適切な方法で情報を集めてみましょう。

すべてが分かってからでなければ動けない、
というわけではありません。

ですが、
分からないことがあるからといって、
すぐに諦めなくてもいいのです。

「分からないから応募しない」から、「分からないことを確認して考えてみる」へ。

少し視点を変えてみると選択肢が広がります。


応募することだけが、前進ではない

ここまで読んで、「やっぱり応募してみよう」と思った人もいるかもしれません。
一方で、もう少し考えてみたいと思った人もいるでしょう。

どちらでも大丈夫!

応募することだけが、前進ではありません。

求人を詳しく調べることも、
自分の希望条件を整理することも、
必要な経験を振り返ることも、次
の仕事を見つけるための大切な行動です。

そして、今回は応募を見送ると決めたとしても、その経験は次の求人選びに生かせます。

「仕事内容は魅力的だったけれど、勤務時間が合わなかった」
「興味はあったけれど、必要な資格がなかった」
「もう少し自分の経験を生かせる仕事を探したいと思った」

理由が分かれば、
次に探す求人の条件も具体的になっていきます。

大切なのは、自分なりに考え、納得して決めること。

最後に。自分の可能性を、自分だけで決めつけないで

再就職を目指していると、年齢や経験、ブランクなど、さまざまなことが気になると思います。

これまでの就職活動で思うような結果が出なかった人なら、次の応募に慎重になるのも自然。

「今度こそ、自分に合った仕事を見つけたい」

そんな思いがあるからこそ、
簡単には決められないのかもしれません。

だからこそ、気になる求人を見つけたときは、自分に問いかけてみてください。

  • 「私は、この仕事のどこに魅力を感じたのだろう?」
  • 「応募をためらっている理由は、本当に確認できたことだろうか?」
  • 「もう少し調べてみたら、考えが変わるかもしれないだろうか?」

すぐに答えが出なくても構いません。

ただ、自分の不安だけを理由に、可能性を閉じてしまわないこと。

求人との出会いが、
必ず採用につながるとは限りません。

それでも、
気になった仕事について考え、
自分の希望や経験を見つめ直すことには意味がある。

次に気になる求人を見つけたら、
すぐにページを閉じる前に応募を決めてみませんか?

「自分には無理」と決める前に、「自分にできることは何だろう」と考えてみる。

その小さな視点の変化が、あなたの次の一歩につながるかもしれません。

 


 

 

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