職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

“やろうとおもったこと”はいつの間にか挿げ替わる

再就職活動をしていると、
いつの間にか目的が変わってしまうことが多い。

最初は、

「自分に合う仕事を探そう」

と思っていた。

これまでの経験を活かせる仕事は何だろう。
無理なく続けられる仕事は何だろう。

そんなことを考えながら、求人を見ていたはず。

でも、不採用が続く。
応募しても返事が来ない。
面接を受けても結果が出ない。

そんな時間が長くなると、

「もう、採用されるならどこでもいい」
と思ってしまうことも。

生活のことを考えれば、焦るのは当然。
早く収入を得たい。
家族を安心させたい。
先の見えない状態から抜け出したい。

そう思う気持ちは自然なこと。

ただ、ここで一度考えるものがある。

それは、採用されることはゴールではない。

ということです。

本当のスタートは、
その会社で働き始めてからです。


入れる会社と、続けられる会社は違う

再就職活動では、

「採用されるかどうか」

に意識が向きます。

もちろん、それは大切。

採用されなければ、
仕事を始めることはできません。

でも、
仕事というのは、
入社した瞬間に終わるものではありません。

  • 毎日通う。
  • 仕事を覚える。
  • 周囲と関わる。
  • 問題に対応する。
  • 責任を持って仕事をする。

それを何年も、何十年も続けていくことになります。

だから考えたいのは、

「採用される会社か」だけではなく、
「自分が続けていける会社か」

ということ。

例えば、

  • 給与が高い。
  • 休日が多い。
  • 家から近い。

条件だけを見ると、とても魅力的な求人があります。

でも、

  • 仕事内容が自分に合わない。
  • 職場の雰囲気が合わない。
  • 自分の経験がまったく活かせない。
  • 毎日無理をし続けなければならない。

そうなると、続けることが苦しくなる。


「できる仕事」と「続けられる仕事」は違う

再就職では、
これまで経験した仕事を選ぶことがあります。

それは自然なことです。

経験がある。
仕事内容が分かる。
採用される可能性も考えやすい。

でも、

「できる仕事」と、「続けられる仕事」は、必ずしも同じではありません。

確かに、
以前と同じ仕事なら、
すぐに力を発揮できるかも。

でも、

  • 体力的に負担が大きい。
  • 働き方が自分の生活と合わない。
  • 人間関係の環境が合わない。

そうした部分で苦しくなることだってある。

反対に、少し未経験の仕事でも、

  • これまでの経験が活かせる。
  • 周囲と協力しやすい。
  • 自分なりの役割を持てる。
  • 無理なく続けられる。

そんな仕事もある。

大切なのは、
「続けていけるかどうか」です。


続けられる仕事には、理由がある

長く仕事を続けている人を見ると、

「その仕事が好きだから続いている」

と思うかもしれません。

もちろん、好きという気持ちは大切。
でも、それだけではありません。

仕事を続けられる理由には、

  • 自分の経験が活かせる。
  • 周りと協力できる。
  • 自分の役割が分かる。
  • 成長を感じられる。
  • 無理をしすぎない環境がある。

こうしたものがあります。

逆に、

どれだけ条件が良くても、

毎日自分を削り続けるような仕事では、長く続けることは難しくなります。

だから、求人を見るときは、

「この環境で、自分は力を出せそうか」

という視点を必ず持っておきましょう。


面接は、会社に見られるだけの時間ではない

再就職の面接では、

「どうすれば採用されるか」

を考える人が多いと思います。
でも、面接は会社だけが自分を見る場所ではありません。

自分も会社を見る場所。

  • 仕事内容は、自分に合っているか。
  • 職場の雰囲気はどうか。
  • 自分の経験を活かせそうか。
  • 長く働くイメージを持てるか。

そうしたことを確認する時間でもあります。

だから、面接では、

「採用されるための質問」だけではなく、
「続けるための質問」も大切になります。

例えば、

  • 「一日の仕事の流れを教えていただけますか」
  • 「この仕事で活躍されている方には、どんな特徴がありますか」
  • 「入社後、最初に期待されることは何でしょうか」

こうした質問をすることで、入社後の姿を想像しやすくなります。


焦ったときほど、未来の自分を見る

再就職活動が長引くと、
目の前の結果ばかりが気になります。

応募した。
返事を待つ。
不採用になる。
また探す。

この繰り返しになると、

「とにかく決めたい」

という気持ちが強くなりがち。

だからこそ、自分の考えに疑いを持つ。

「この仕事を半年後も続けている自分を想像できるか」
「一年後、この仕事をしていて納得できているか」
「今まで積み重ねてきた経験を活かせているか」

仕事選びは“人生選び”です。
その先の時間も含めて考えるものだから。

まぁ、合わなければ次の転職が待っています。
心を壊してまで働いても会社は責任は持っちゃくれませんよ。


もう一つだけ

再就職活動では、
どうしても「選ばれる側」だと思ってしまいます。

応募する。
面接を受ける。
結果を待つ。

そんな流れがあれば、
会社から評価される場面として捉えてしまう。

でも、本来は会社と自分がお互いを見る時間。

会社は、自分を必要としているのか。
自分は、その場所で働き続けられるのか。

採用されることは大切。
ですが、それだけを目標にしてしまわない。

その先にある「働き続ける」という部分を握っておきましょう。

再就職で探すべきなのは、

これからの自分が、無理なく力を発揮し続けられる場所。
自分の人生を見据えて、その判断が自分にとって合致しているのか。

そこを捉えて就職することこそが、
次の仕事を長く続けるための第一歩です。

 


 

 

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