職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

再就職活動をしていると、避けて通れないものがあります。

それが、面接です。

求人を探す。
応募する。
書類が通る。

そして、面接の日が来る。

この段階になると、
急に不安になる人も多いのではないでしょうか。

「ちゃんと話せるかな」
「変なことを言わないかな」
「自分の良さを伝えられるかな」

そんなことを考えてしまう。

これまで長く仕事をしてきた人ほどこそ、
面接で戸惑うことがあります。

なぜなら、
仕事では当たり前にやってきたことを、
改めて言葉にする機会が少ないからです。

  • 毎日の仕事。
  • 周りとの関わり。
  • 問題が起きたときの対応。
  • 責任を持って続けてきたこと。

そうしたものは、自分にとっては「普通のこと」になっています。

でも、面接で大切なのは、

自分を大きく見せることではなく、
自分が積み重ねてきたものを相手に伝わる形にすることです。


面接で伝えるべきなのは「仕事内容」だけではない

面接では、

「前職では何をしていましたか?」

と聞かれることがあります。

そのとき、

「営業を10年していました」
「事務を15年していました」
「工場勤務を20年していました」

と答えがち。

面接官からすると。

…それで?? (´^`).。oஇ

となってます。

もちろん、間違いではありません。

とはいえ、それだけでは相手には仕事内容だけが伝わるのみ。

企業が知りたいのは、

  • その仕事を通して、何ができるようになったのか?
  • 働いたら、当社でどのように活躍するのか?
  • 雇うメリットは何があるのか?

という部分です。

例えば営業なら、

「営業をしていました」

だけではなく、

「お客様の話を伺いつつ、
相手が必要としているものを提案してきました。」

など、具体的にやってきたことを伝える。

事務なら、

「事務をしていました」

だけではなく、

「正確さと期限を意識しながら、
周囲が仕事を進めやすいようサポートしてきました」

と伝えてみる。

工場勤務なら、

「製造をしていました」

だけではなく、

「決められた手順を守りながら、
品質を保つことを意識して仕事をしてきました」

と伝えられる。

同じ経験でも、
伝え方によって相手が受け取る印象は変わります。


「できること」より「やってきたこと」から考える

再就職活動をしている人ほど、

「自分には特別なスキルがない」

と思ってしまうことがあります。

資格がない。
最新の知識がない。
若い人のようなIT経験が少ない。

そう考えてしまう。

でも、仕事で身につくものは、資格や肩書きだけではありません。

これまでの仕事を振り返ってみると、

  • 「困ったとき、どう対応してきたか」
  • 「周りから何を頼られていたか」
  • 「どんな仕事を任されていたか」
  • 「どんな問題を解決してきたか」

そこに、その人ならではの経験があります。

例えば、

  • 急な変更にも対応してきた。
  • お客様からの要望を調整してきた。
  • 新人を教えてきた。
  • トラブルが起きたときに冷静に対応してきた。
  • 毎日の仕事を責任を持って続けてきた。

こうしたものも、立派な仕事の経験。

ただ、
自分にとって当たり前になっているから、
価値として見えていないことがあります。


面接は「自分を売り込む場所」ではない

面接というと、

「自分をアピールしなければいけない」

と思う人もいます。

もちろん、自分の良さを伝えることは大切。

でも、無理に自分を大きく見せる必要はありません。

できないことを、できると言う必要もない。
経験を盛る必要もない。

大切なのは、

自分がやってきたことを、正しく伝えることです。

面接官が知りたいのは、
「この人はすごい人なのか」
だけが良いわけではありません。

「この人が入社したら、どんな力を発揮してくれるのか」
「これまでの経験を、仕事にどう活かせそうか」

ということ。

だから、

「何でもできます」

と言うより、

「こういう経験をしてきたので、
こういう場面で力を発揮できます」

と伝えるほうが、相手には届きやすくなります。


面接は、会社に選ばれるだけの場所ではない

再就職活動をしていると、

「会社に評価される」

という意識が強くなります。

もちろん、採用されるための場ではあります。
でも、面接はそれだけではありません。

会社が自分を見る。

同時に、
自分も会社を見る。

  • 仕事内容は、自分が続けられそうか。
  • 職場の雰囲気は、自分に合いそうか。
  • これまでの経験を活かせそうか。

面接は、お互いを確認する時間でもあります。

「採用してもらえるか」

だけではなく、

「ここで働いていけそうか」

という視点も持っておくことが大切です。
とはいえ、勤めてみないとわからないことも多いですけどね。


自分の経験は、言葉にしなければ伝わらない

長く仕事をしてきた人ほど、経験はあります。

でも、その経験が相手に伝わるとは限りません。

なぜなら、

自分の中では当たり前になっているからです。

「これくらい普通だろう」

と思っていることが、実は他の人にはできないことだったりします。

  • だからこそ、一度言葉にしてみる。
  • 何をしてきたのか。
  • どんな工夫をしてきたのか。
  • 何を任されてきたのか。
  • どんな場面で役に立ってきたのか。

それを整理するだけでも、自分自身の見え方は変わります。


もう一つだけ

面接でうまく話せないと、

「自分には何もないからだ」

と思ってしまうことがあります。

でも、本当に何もないのでしょうか。

長い間働いてきた中で、

誰かと関わってきた。
問題に向き合ってきた。
責任を持って仕事をしてきた。
失敗から学んできた。

そうした積み重ねがあります。

面接で必要なのは、

  • これまで何をしてきたのか。
  • そこで何を考え、どう対応してきたのか。

それを、自分の言葉で伝えること。

相手は、あなたのことを知らないのですから。

 


 

 

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