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「そろそろ仕事を探さないとね」
キャリアにつまずいたとき、
周りからそう言われることがある。
もちろん、その通り。
求職活動をしなければ、
再就職にはつながらない。
求人を見る。
応募する。
面接を受ける。
やることは分かっている。
でも、
不思議なことに、
パソコンを開いて求人を見ても、
なかなか応募ボタンが押せない。
求人がないわけじゃない。
むしろ、たくさんある。
なのに動けない。
こういうことって、実は珍しくない。
「仕事を探せばいい」のに、なぜ動けないんだろう
再就職支援をしていると、ここで少し考えさせられる。
- 求人を紹介する。
- 応募書類を一緒に作る。
- 面接の練習をする。
それでも、なかなか一歩が出ない。
最初は、
と思う。
でも、話を聞いていくと、そう単純ではないことがある。
「自分を採ってくれる会社なんてあるのかな」
「そもそも、自分は何がしたいんだろう」
そんな気持ちが出てくる。
そこで初めて、
「仕事を探しているように見えて、本当は別のものを探しているのかもしれない」
と自覚が必要になる。
求人を探しているようで、「自信」を探している
再就職で難しいのは、求人を見つけることだけではない。
一度キャリアにつまずくと、
という感覚まで、一緒に失ってしまうことがある。
長く働いてきた人ほど、そういうことがある。
これまで普通にできていたことが、急に不安になる。
「ブランクがあるけど大丈夫かな」
「前の会社を辞めた理由を、面接でどう話そう」
求人票には、そんなことは書いていない。
だから、求人をいくら見ても解決しない。
必要なのは、もっと手前にあるものだったりする。
「経験を活かしましょう」が響かないこともある
これも、よく言われる。
でも、
という人だったら、どうだろう。
経験はある。
できることもある。
…でも、もう一度やりたいわけではない。
逆に、
という人もいる。
同じ「経験者」でも、気持ちはまったく違う。
だから、
再就職を考えるときは、
職歴だけでは分からない。
- その人が何を経験してきたのか。
- 何が嫌だったのか。
- 何ならもう一度やってみたいのか。
そんな話をしているうちに、
少しずつ次の仕事が見えてくることがある。
キャリアのつまずきは、遠回りなのかもしれない
キャリアが順調なときは、前に進むことばかり考える。
昇進する。
年収を上げる。
資格を取る。
転職する。
でも、
一度立ち止まると、
それまで見えていなかったものが見えることがある。
「本当はどんな働き方をしたかったのか」
「これからは何を大切にしたいのか」
それは、
順調に走っているときには、
なかなか考えないこと。
だから、
キャリアのつまずきを、
全部「失敗」と考えなくてもいいのだと思う。
もちろん、つらい。
焦る。
周りと比べてしまう。
早く決めなければと思う。
それでも、
その時間の中でしか見つからないものもある。
再就職は、「前の自分」に戻ることじゃない
- 以前と同じ仕事に戻る人もいる。
- まったく違う仕事を始める人もいる。
- 働く時間を変える人もいる。
- これまでの経験を別の形で活かす人もいる。
どれが正しいという話ではない。
大切なのは、
「これまでの自分なら、こうする」
だけではなく、
と考えてみること。
キャリアにつまずいたからこそ、
考え直せることもある。
だから、今すぐ答えが出なくてもいい。
求人を眺めながら、
「これは少し気になる」
と思うところを疑う。
誰かに話して、
と気づくところからでもいい。
再就職って、
求人票の中から仕事を一つ選ぶことだけじゃない。
これまでの自分を振り返りながら、
これからの自分が、もう一度働いてみようと思える場所を探すこと。
そのためには、いくつもトライ。
そしてエラーを体験してみないとわからない。
毎月第2土曜日の14:00~16:00
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