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再就職活動をしていると、いろいろな話が耳に入ってきます。
求人サイトには、
「経験者優遇」
「人物重視」
SNSを開けば、
「中高年の転職は厳しい」
そんな話が出てくる。
知人からも、
「あそこはやめたほうがいい」
と言われることがあります。
何も知らないことも不安ですが、
今は知りすぎることで迷ってしまうこともあります。
そして、
再就職活動で気をつけたいのは、
入ってきた話そのものだけではありません。
見聞きしたことから、自分で結論を作ってしまうことです。
情報が多いほど、迷ってしまう
たとえば、求人票に「経験者優遇」と書いてある。
ここまでは事実です。
でも、
となると、そこから先は自分の解釈です。
「ブランクがあるから難しい」
「若い人を採りたいに決まっている」
そんなふうに、
書かれていないことまで自分の中で補ってしまいがち。
人は、分からない部分があると、
そこを想像で埋めてしまうことがあります。
応募した会社から連絡が来ないとき。
分かっているのは、
ということだけ。
ところが、
「年齢が原因かな」
「面接で失敗したのかな」
と考え始める。
もちろん、その可能性はあります。
でも、まだ分かりません。
ここで大切なのは、
「分からない」と「悪い結果」を一緒にしないこと。
事実と、自分の解釈を分けてみる
再就職活動では、
求人や会社についてだけでなく、
自分自身についても同じことが起きています。
これは事実です。
これは解釈です。
これも事実です。
これは、そこから自分が作った物語。
一つの出来事から、そこまで話を広げなくてもいい。
不採用になった理由が分からないなら、
そこまでで止めておく。
そのうえで、
- 面接を振り返る。
- 応募条件を見直す。
- 自分の経験を整理する。
- 次の求人を探す。
起きたことと、自分がそこから感じたことを分けてみるだけでも、見え方は変わります。
一つの話だけで、決めつけない
これは、会社を選ぶときにも同じです。
「人間関係が悪いらしい」
「あそこは年齢の高い人を採らないらしい」
そんな話を聞くことがあります。
実際に働いた人から聞いた話なら、貴重な材料です。
ただ、
「誰かがそう言っていた」ことと、
「それが確認された事実」は同じではありません。
その人にとっては大変だったのかもしれない。
でも、
- 別の部署では違うかもしれない。
- 上司が変われば、職場の雰囲気も変わるかもしれない。
- 数年前の話なら、今は状況が変わっているかもしれない。
だから、
その話を嘘だと決める必要もない。
絶対に正しいと決める必要もない。
一つの材料として受け取る。
そして、もう一つ確かめてみる。
それが大事です。
切り取られた言葉だけで、自分を判断しない
SNSには、短い言葉が次々に流れてきます。
これを見れば、
と思うかもしれません。
反対に、
という言葉を見れば、
と思うかもしれません。
ですが、
その人がどこに住んでいて、
どんな仕事をしていて、
どんな経験があって、
何社応募して、
どのくらいの期間活動したのか。
そこまで分からなければ、
その一文だけで自分のことを判断することはできません。
短く切り取られた言葉は、
前後の事情が分からないだけ。
そのことで、意味が大きく変わってしまうことがあります。
だから、
だけではなく、
を見ることも大切です。
誰かの成功談は、その人の成功です。
誰かの失敗談も、その人の経験です。
参考にすることはできる。
でも、そのまま自分の未来にしてしまう必要はありません。
受け取ったものを確かめる
今は、再就職について調べること自体は難しくありません。
スマートフォンを開けば、求人も体験談も、専門家の意見もいくらでも出てきます。
だからこそ、
「どれだけ知っているか」より、「どう確かめるか」
が大切。
何かを見聞きしたら、
- 「これは事実なのか」
- 「誰の話なのか」
- 「いつの話なのか」
- 「自分の状況にも当てはまるのか」
と考えてみる。
必要なら、
もう一度調べる。
別の人に聞く。
会社の情報を確認する。
実際の求人を見る。
面接で質問する。
そうやって確かめていくと、
最初に見えていたものとは違う景色が見えてきます。
大切なのは、何でも疑うことでも、何でも信じることでもありません。
一つの話だけで、結論を出さないこと。
もう一つだけ
再就職活動をしていると、
不採用になったり、
思うように進まなかったりして、
自分自身まで否定されたような気持ちになることがあります。
でも、
一つの結果と、自分自身の価値は同じではありません。
一つの求人と、自分の未来も同じではありません。
- 「もう無理だ」と思ったら、もう一つ求人を見る。
- 「自分には経験がない」と思ったら、これまでの仕事をもう一度振り返る。
- 「この会社はダメかもしれない」と思ったら、もう一度確かめる。
大きな答えを出さなくてもいい。
ただ、
思い込みを事実にしないこと。
まだ分からないことを、
今日の自分が決めなくていい。
そのために、
もう一つだけ、確かめてみる。
再就職活動で必要なのは、
何でも前向きに考えることではありません。
一つの出来事で自分を決めつけず、
一つの話で未来を決めつけず、
その先にあるものを、自分の目で確かめていく。
その積み重ねが、転職活動での自分なりの判断軸になります。
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