#批判する側も、擁護する側も
#会社でも、あるよね
#好きな人と嫌いな人では、聞こえ方まで変わる
#「何を言ったか」と「どう受け取ったか」
#すぐに白黒をつけなくてもいい
#「本人は何て言った?」に戻ってみる
#それでも、人は勝手に物語を作る
10年近く前、
麻生さんの「武装難民」という発言が、
ずいぶん騒がれたことがあった。
そんなふうに批判されていた。
それだけ聞いたら、そりゃ驚く。
この二つの言葉が並んだら怖いよね。。
でも、実際に麻生さんが使っていたのは
「難民」ではなく、「武装難民」という言葉だった。
視聴率稼ぎを始めると言葉を切り取るのも稚拙。
こうやって世論を誘導する人間がいる。
そして、そのことで操りたい人間がいる。
ということが良くわかるお話しでした。
なのでここは、ちゃんと分けて考えたほうがいい。
でも、「武装難民」だからって話も
当時、この発言を擁護する投稿も読んだ。
そこでは、
という説明になっていた。
武器を持って日本に入ってくる。
それなら、普通の難民受け入れの話とはまったく違う。
そこは分かる。
ただ、
「武装難民」=「北朝鮮の兵士や工作員」
と、そこまで話を決めてしまっていいのかなとも疑問。
さらに、
まで進むと、
そこはもう、最初の発言からかなり先まで行ってない?
とは思ってしまう。
とはいえ、海外で命を守る生き方をする人たちを前に、
ヌクヌクとした安心安全な環境にいる日本人の違い。
圧倒的に無力でしかない。
日本では必ず捕まるという神話だって被害にあってからの話。
自己防衛ってものが何かを改めて考えさせられる。
批判する側も、擁護する側も
ここが、この話で私が気になったところ。
批判する側は、
と短くする。
擁護する側は、
と、意味を膨らませる。
片方は削っている。
もう片方は足している。
でも、どちらも結局、
自分が納得しやすい形に、
相手の言葉を作り替えているだけ。
人って、こういうことを案外簡単にやる。
会社でも、あるよね
誰かが、
と言った。
それがいつの間にか、
になっていたりする。
いやいや。
誰もそこまで言ってない。
( ̄▽ ̄;)・・・どうして作る?
逆に、
と言った人が、
になっていたりもする。
最初の一言から、ずいぶん育っている。
伝言ゲームって、ほんとによくできている。
好きな人と嫌いな人では、聞こえ方まで変わる
これも面白い。
好きな人が何か失言したら、
「本当はこういう意味で言ったんだよ」
と、丁寧に文脈を探す。
ところが、嫌いな人が同じようなことを言うと、
で終わる。
好きな人には「文脈」。
嫌いな人には「失言」。
……人間の読解力って、ずいぶん都合よくできている(笑)。
私だけじゃなく、あなただって例外じゃない。
「何を言ったか」と「どう受け取ったか」
ニュースを見ていて、最近ちょっと気になるのがここ。
それを聞いた自分が感じたこと。
これは発言。
ここからは解釈。
となれば、さらに自分の判断が入ってくる。
どこからが本人の言葉で、どこからが自分の解釈なのか。
ここを分けるだけで、かなり違ってくる。
すぐに白黒をつけなくてもいい
ニュースを見ていると、
「いや、こっちが正しい」
と、早く決めたくなる。
そのほうが分かりやすいから。
とはいえ、それこそが無駄なエネルギー。
情報に感情をのせ、情報に攻撃をしかけ戦い始める。
エネルギーが余ってるのです。
だからこそ自分の考えを疑う。
「発言には問題があるけど、そこまでの意味ではないんじゃない?」
ということだってある。
私は、そういう「どっちとも言い切れないところ」があってもいいと思う。
むしろ、現実ってそっちのほうが多い。
言葉を切り取り、自分に理解できるところを都合よく解釈。
そして、自分の反応するところだけに全力で攻撃を仕掛ける。
そんなことが世の中には多すぎて。
「本人は何て言った?」に戻ってみる
誰かの発言を見て、
と思ったとき。
逆に、
と思ったとき。
どちらの場合も、一度だけ、
と戻ってみる。
批判する人の言葉でもなく。
擁護する人の言葉でもなく。
まず、本人の言葉。
そこから自分で考える。
それなら、誰かが作ったストーリーに乗っかるんじゃなくて、自分の意見になる。
それでも、人は勝手に物語を作る
たぶん、完全になくすのは無理なんだと思う。
人間だから、
「あの人なら、きっとこういう意味で言ったんだろう」
と想像する。
これまでの印象もある。
好き嫌いもある。
自分の経験もある。
それらを全部使って、人の言葉を理解しようとする。
だからこそ、
「これは本人が言ったこと」
「これは私がそう思ったこと」
くらいは、分けられるようにする。
・・・それだけで、ちょっと見え方が変わる。
2017年の「武装難民」の騒ぎを思い出して、そんなことを考えた。
政治家の発言に限らない。
会社でも、
という話を聞いたとき、
と一回だけ確認してみる。
家族との会話でも、
と言う前に、
と、ちょっと考えてみる。
人の言葉は、そのまま伝わるとは限らない。
聞く側の都合で、形が変わる。
そしてたぶん、自分も誰かの言葉を、知らないうちに変えている。
だから、
言ったことと、思ったことを、たまには別々にしてみる。
それだけで、少しだけ冷静になれるのかもしれない。
……まあ、SNSでは今日も、
本人より先に「本人が言いたかったこと」を解説している人が大量にいるんですけどね。
( ̄▽ ̄;)
人の気持ちが、本人より詳しい。
そして、盛に盛る。
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