職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

「希望の党」じゃなくて、
「絶望の党では?」

そんなことを書いていた文章を、ふと思い出した。

当時の政治について、

「解散の大義がないと言っているけど、
その前は『早く解散して国民に信を問え』
って言ってたじゃないか」

とか、

「政党がくっついたり離れたりして、
結局、看板が変わっただけじゃないか」

とか。

かなり辛辣。

でも、読んでいて思った。

看板が変わると、私たちって、けっこう期待するよね。


会社でもある

「新体制になりました」
「組織を再編します」
「新しい方針でスタートします」

会社でも、こういうのはよくある。

新しい資料が配られて、

「今度こそ変わるかも」

なんて思う。

ところが、しばらくすると、

「……あれ? やってること、前と同じじゃない?」

ってなったりすることが多いモノ。

看板は変わった。
でも、中身はどうなんだろう。

どんなに一新しても、
中心にいる人のOS次第。

OSがバージョンアップしていない限り変化は期待できないよね。


人にも、同じことをしている

新しい上司が来たときもそう。

「今度の人は違うらしいよ」

なんて聞くと、ちょっと期待する。

反対に、最初から「この人は苦手」と思った人には、何をされても、

「やっぱりね」

ってなる。

これ、冷静に考えると結構すごい。

同じことをされても、
好きな人なら「事情があったんだろう」。
嫌いな人なら「また始まった」。

……人間の物差しって、ずいぶん伸び縮みする(笑)。


政治家だけを責めてもね

元の文章は、政治家の言うことが変わることをかなり厳しく批判していた。

もちろん、言ったことを守るのは大事。

でも、人間なんだから、
考えが変わることもある。

状況が変わって、
判断が変わることもある。

だから私は、

「前と違う!」

だけで怒るより、

「何があって、そう変わったの?」

を見るほうがいいんじゃないかなと思う。

説明があるのか。
実際に何をしたのか。

そこを見ればいい。


結局、看板より中身

新しい政党。
新しい会社。
新しい上司。
新しい制度。

・・・新しいキャッチコピー。

「今度こそ!」って期待するのは悪くない。
むしろ、期待できるほうがいい。

でも、
新しくなったことと、良くなったことは別。

これは、ちょっと覚えておきたい。

そして、これって政治家にだけ求める話でもない。
会社でも、人付き合いでも、自分自身でも同じ。

「この人なら」
「この会社なら」
「今度こそ」

と期待したあと、

「で、実際どうだった?」

と、一度検証して客観的に判断する。
それがないと感情に振り回されてしまう。

昔の「希望の党」の話を思い出して、そんなことを考えた。

繰り返すトラップ根強い

……まあ、新しいパン屋ができたら、

「今度こそ当たりかも!」

と、福岡民は一度は並ぶんですけどね。
その後のセリフは「並んでまで買うもんじゃない。」
という判断で、半年もしないうちに誰もいなくなる。

その流れを捉える学習ななかなかしない(笑)。

時間刻みで動こうとも、

同じ通勤経路
同じ仕事
同じ時刻に退社
同じ顔触れと会話

同じ一年を数年ほど繰り返せば
他の刺激も欲しくなるよね。

とはいえ、不思議なのは
同じ1年の呪縛にハマる。

どんなに不平不満があったことでも、
新しいことをすると「前が良かった」って言いだす。

人間って、本当に都合が良い解釈をする生き物。


 

 

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