職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

「○○さんって、仕事はできるんだけど、ちょっと怖いよね」

職場で、そう思う人が一人や二人いるのでは?

でも、よく考えると少し不思議。

  • 仕事は早い。
  • 判断も早い。
  • 責任から逃げない。
  • 言うべきことは、きちんと言う。

本来なら、頼りになる人のはず。
それなのに、なぜか「怖い人」と見られてしまうことがある。


仕事ができるほど曖昧にしない

仕事ができる人には、ある特徴がある。

  • 問題を見つけたら、そのままにしない。
  • 誰かが困る前に動く。
  • 必要なことは伝える。

「まあ、今回はいいか」で済ませない。

本人からすると、特別なことをしているつもりはない。

ただ、仕事をちゃんとやっているだけ。
でも、周りからすると、それがプレッシャーになることがある。


優しい人より、はっきり言う人の方が目立つ

職場では、こんな場面がある。

会議で、誰も言わない。
でも、明らかに問題がある。

そこで、
「ここは変えた方がいいと思います」
と言える人がいる。

組織にとっては、ありがたい存在。
問題を見て見ぬふりをしない人だから。

でも、その場にいる人によっては、

「厳しい人」
「怖い人」

という印象になることもある。


強さは、受け取る人によって変わる

同じ発言でも、不思議なくらい印象は変わる。

  • 自信を持って意見を言う人。
  • 迷わず判断する人。
  • 間違いを指摘できる人。

そういう人を、
「頼もしい」
と感じる人もいれば、

「怖い」
と感じる人もいる。

結局、人は相手そのものだけを見ているわけではない。

単に、自分がどう感じたかで、
相手の印象を決めてしまうことの方が多い。


利他共にある無自覚の偏見

特に女性に対して決めつけてしまう認知の偏りの場合、

  • 「優しい」
  • 「柔らかい」
  • 「話しやすい」

という、誰が決めたかわからない部分を求められることが多い。
こんな、利他共に刷り込まれたアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見・思い込み)によって更に見えない天井ができる。

もちろん、それも大切な魅力だと思う。
でも、責任ある立場になると、それだけでは足りない。

  • 時には反対意見を言う。
  • 誰かに嫌がられる判断をする。
  • 厳しいことも伝える。

そういう場面が必ず出てくる。


男性なら評価される強さが、女性だと違って見えることがある

男性が強い態度を取ると、

「リーダーシップがある」
「頼りになる」

と言われることがある。

でも、女性が同じように振る舞うと、

「きつい」
「怖い」

と言われることがある。

もちろん、全てを性別の問題にするつもりはない。
伝え方や人柄も関係する。

ただ、同じ行動でも受け取られ方が違う場面は、確かにあると思う。


仕事ができる人ほど、自分を小さくしてしまう

実は、仕事ができる人ほど悩んでいることがある。

「言い方がきつかったかな」
「嫌われたかな」
「もっと柔らかくした方がいいかな」

そんなことを考えている。

だから、本当は言った方がいいことを飲み込んでしまう。
本当は挑戦したいことを諦めてしまう。

それは、
とてももったいないことなんだけど、
やらないといけないという空気が押さえつける。


大切なのは、強さをなくすことではない

もちろん、何を言ってもいいわけではない。
正しいことでも、相手を傷つける伝え方はある。

でも、

「怖いと思われたくない」

という理由だけで、自分の力を隠す必要もない。

  • 仕事ができること。
  • 責任を持てること。
  • 自分の意見を持てること。

それは、本来は悪いことではありません。
そうはいっても、仕事をする際に日本企業では明確さは困る人が多い。

特に外資経験者であるとなおさら。
海外では、もっと自分の意見を言うように求められる。
日本では、パワハラと言われる場合もあり、意見を抑えるように求められる。

どっちつかずなんですよ。
環境や国柄の考え方次第でいかようにも受け取り方が違う。

だからこそ、できる女性というのは日本企業では窮屈さを感じがちかなと。


本当に成熟した人は、強さを消すのではなく、使い方を覚えていく。

  • 言うべき時は言う。
  • 任せるところは任せる。
  • 相手への配慮も忘れない。

強い人になることと、怖い人になることは違う。

自分の強さを否定せずに、人との関係を作っていく。
そんな働き方ができる人は、きっと長く信頼される人になるのだと考えています。

 


 

 

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