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「仕事ができるね」
この言葉は、普通なら嬉しい言葉だと思う。
信頼されている。
期待されている。
悪い意味なんてない。
でも、長く聞いていると、
少しだけ違和感が出てくることがある。
「仕事ができる人」になった瞬間、
なぜか頼られることが増えていくから。
できる人には、仕事が集まる
仕事が早い。
気が利く。
周りを見て動ける。
そんな人がいると、職場は助かる。
だから自然と仕事が集まる。
「あなたなら分かると思って」
「ちょっと相談していい?」
最初は信頼されている感じがして嬉しい。
でも、少しずつ不思議なことが起こる。
気づいたら、自分だけ持っている荷物が増えている。
評価されることと、楽になることは別
キャリアの話では、
みたいに語られることが多い。
でも実際には、そう単純ではない。
期待される。
任される。
その全部が、同時に負担になることもある。
特に真面目な人ほど、
と思ってしまう。
“できる女性”に求められがちなもの
仕事の成果だけなら、まだ分かりやすい。
でも、なぜか女性にはそれ以外の部分も期待されやすい。
- 周りへの気遣い
- 職場の空気づくり
- 後輩のフォロー
- 細かい調整
- 人間関係のケア
もちろん、これらは大事な仕事。
数字には出にくい。
評価項目にも書かれていない。
でも、誰かがやらないと回らない。
「頼られる人」が断れなくなる理由
仕事ができる人ほど、断るタイミングを逃しやすい。
と言えばいいだけなのに、
- 相手も困っているし
- 自分ならできるし
- 期待を裏切りたくないし
と考えてしまう。
そして気づく。
自分の予定表だけ、いつも余裕がない。
そして、忙しくていっぱい、いっぱいになっている。
さらに難しいのは、周囲から見ると問題がなさそうに見えること。
ちゃんと仕事をしている。
結果も出している。
笑顔で対応している。
だから、
として扱われる。
そして、気が付くと本当に大丈夫かどうか本人にも分からない。
感覚麻痺に陥る。
「できる」を続けるには、力を抜く技術も必要
キャリアの初期では、
できることを増やすことが大切だったりする。
でも、ある時期から必要になるのは、
「全部やらないことを選ぶ力」
なのかもしれない。
- 自分がやるべき仕事
- 誰かに任せる仕事
- やらなくてもいい仕事
を分けること。
これは手抜きではない。
長く働くための技術だと思う。
仕事ができる人ほど、
と思いやすい。
でも、長く活躍する人を見ると、
全部を完璧にやっているわけではない。
むしろ、
力を使う場所を選んでいる。
まとめ
「仕事ができる女性」と言われることは、もちろん嬉しい。
でも、その言葉の裏側に、
という恐ろしいほどの身勝手な期待が隠れていることもある。
だから大事なのは、
できる自分を証明し続けることではなく、
できる自分を守ること。
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