職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

キャリアの話をしていると、よく出てくる言葉がある。

「結局は、頑張った人が報われる」

たしかに、そういう側面はあると思う。
でも現実の体感としては、この言葉、たまに少しだけ苦しくなることがある。


頑張り方って、そんなに単純じゃない

「頑張る」という言葉は便利だ。

でも、よく考えるとかなり曖昧だと思う。

  • 長時間働くことなのか
  • 成果を出すことなのか
  • 我慢することなのか
  • 評価されることなのか

人によって、全部違う「頑張り」が入っている。

なのに一括りにされると、少しだけ自分の現実がズレて見えることがある。


報われる、の中身もバラバラ

さらにややこしいのが、「報われる」のほう。

  • 年収が上がること
  • 評価されること
  • やりたい仕事ができること
  • 人間関係が楽になること
  • ただ心が少し軽くなること

全部“報われ”なんだけど、方向が違う。

だから「報われた人」の話を聞いても、自分の基準とズレているとピンとこない。


うまくいってる人の話ほど、遠く感じる理由

SNSや記事で見る「成功体験」は、わかりやすい。

  • これをやったら年収アップしました
  • 転職したら人生変わりました
  • スキルを磨いたら自由になれました

すごく綺麗にまとまっている。
でも、自分の毎日と比べると、どこか現実感が薄い。

たぶんそれは、途中の“しんどかった部分”があまり見えないからだと思う。


頑張っているのに、進んでいない感じ

キャリアのしんどさって、「何もしていないとき」よりも、

むしろ「ちゃんと頑張っているとき」に来ることがある。

  • 勉強している
  • 仕事もそれなりにやっている
  • ちゃんと考えている

それでも、目に見える変化がないとき。

あの感じは、少し静かに効いてくる。


「間違ってるのかな」と思ってしまう瞬間

少し時間が経つと、こういう思考が出てくる。

  • 自分の努力の方向が違うのかな
  • もっとちゃんとやるべきなのかな
  • そもそも向いてないのかな

でも実際のところ、単純に「まだ途中」というだけのことも多い。

ただ、途中という状態は、外から見ると分かりにくい。


頑張りは、いつも同じ形じゃない

もうひとつ厄介なのは、「頑張りの形が変わること」だと思う。

昔うまくいったやり方が、そのまま通用するとは限らない。

  • 若いときの努力の仕方
  • 今の環境で求められる動き
  • 自分の体力や余裕

全部少しずつ変わっていく。

でも「頑張れば報われる」という言葉は、その変化をあまり考慮しない。


たぶん問題は「報われる前提」にある

この言葉のしんどさは、

「頑張れば、いつか必ず報われる」という前提にある気がする。

でも現実はもう少し曖昧で、

  • 報われることもある
  • 形を変えて返ってくることもある
  • しばらく何も変わらないこともある

どれも普通に起こる。


それでも、全部無意味ではない

ここで少しだけ大事なのは、
「じゃあ頑張っても意味ないのか」という話ではないこと。

むしろ逆で、
頑張りそのものは、ちゃんと何かを変えていることが多い。

ただ、その変わり方が「分かりやすい成功」じゃないだけで。


まとめ

「頑張れば報われる」は、完全に間違いではない。
でも、いつも正しくもない。

だからこそ、この言葉に全部を預けてしまうと、少しだけ苦しくなることがある。

たぶん現実はもう少しゆっくりで、もう少し曖昧で、
その代わり、気づきにくい形で変わっていく。

 


 

 

毎月第2土曜日の14:00~16:00
3000円のお茶会をしています。

  • 再就職の心配ごとを話したいとき
  • 将来やキャリアアップの話をしたいとき
  • なんでもいいから話したいとき
  • スキルアップしたいとき

そんな時は、気軽に小田部4丁目にお越しくださいませ。
※ 人数が5名~7名ほど集まるのでしたら、別日に設定も可能ですよ。

ご予約制で、産業カウンセリングや副業相談を承っています。
お問い合わせやご相談は、メールかお問合せフォームからワッショイ

 

 

© Chi-ho's studio
POWERED BY  COMLOG CLOUD
RSS2.0