職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

〜博多通りもんが教えてくれる「本気」の出どころ〜


福岡土産の王様は、平和の産物じゃなかった

福岡といえば、いろいろある。
明太子、ラーメン、もつ鍋……そして忘れてはいけない王者。

博多通りもん。

でもこれ、平和な会議室で
「いや〜売れそうっすね〜作ります?」
みたいなノリで生まれた商品じゃない。

現実は逆。


背景:じわじわ首を締められていた和菓子業界

当時、長崎の老舗カステラ店が博多に進出。
さらに他社は新商品ラッシュ。

カステラ一本で勝負していた名月堂は思った。

「……これ、普通にやばくない?」

そう。
じわじわと首を絞められるタイプの“詰み”。

この時点でまだ人間は動かない。
だいたいこうなる:

  • 「まあ様子見で」
  • 「そのうち何とかなる」
  • 「来年考えよう」

安心してほしい。
これは全人類デフォルト設定だ。


人間は「余裕」では進化しない

面白いのはここから。

余裕があるときの人間の脳内会議:

  • 出席率:100%
  • 議題:無限
  • 決定事項:0件

一方、現実が詰み始めるとどうなるか。

  • 締切
  • 赤字
  • 競合の猛攻

この“三点セット”が揃った瞬間──

昨日まで省エネモードだった脳が、急にフル回転する。

「お前そんなに働けたんかい」

ってレベルでアイデアが出る。


追い込まれた人の正体は「覚醒」じゃない

ここ、勘違いされがち。

「追い込まれたら本気出せるタイプなんです」

このセリフ、よく聞くけどさ。

違う。

本気出したんじゃない。

非常ベルが鳴っただけ。

脳がこう言ってるだけ:

「おい、今サボったら普通に終わるぞ」

それだけ。

ロマンでも才能でもない。
生存本能の緊急出動。


博多通りもんは“恐怖から生まれた成功例”

結果として生まれたのが博多通りもん。

気づいたら全国区。

つまりこれ、

「余裕ゼロの状態からしか生まれないヒット」

の代表例。

逆に言うと、余裕の中からは“それなりのもの”しか出にくい。

これはかなり残酷な真実。


再就職に挑戦しているあなたへ

ここからが本題。

今、あなたはたぶんこう思ってる:

  • 「まだ本気出してないだけ」
  • 「時間あるしあとでやる」
  • 「なんとかなるでしょ」

安心していい。普通。

でも一つだけ真実を置いておく。

人は「やる気」で動くんじゃない。
“やばい”で動く。


成功哲学は夢を語るが、現実は締切を押してくる

自己啓発本は言う。

「夢を持て」

でも博多通りもんは知っている。

「締切を持て」

夢はふわっとしてる。
締切は容赦がない。

そして人間は、ふわっとしたものでは動かない。
だいたいギリギリで動く。


まとめ:あなたの才能はまだ眠っている(ただし平和ボケ中)

結論はシンプル。

あなたがダメなんじゃない。
まだ世界が優しいだけ。

そして優しさは、時に人を腐らせる。

だから覚えておいてほしい。

  • やる気 → 来ない
  • 根性 → 続かない
  • でも「やばい」→ 来るし動く

■ 最後に

博多通りもんは言っている(気がする)。

「夢じゃなくて、締切で人は進化する」

さあ、あなたの締切はいつ来る予定ですか?

 


 

 

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