職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

不採用は、だいたい説明がない

再就職をしていると気づく。

世の中は意外と何も教えてくれない。

落ちる。
でも理由は分からない。

分からないから、人は考える。

そしてだいたい余計な方向に行く。


人は“理由がないと勝手に物語を作る”

不採用が続くと脳が暴走する。

  • スキルが足りなかったのでは
  • 経歴が弱かったのでは
  • いや、そもそも人として微妙だったのでは

急に自己評価が推理ゲームになる。

しかも犯人はだいたい自分にされる。


でも冷静に考えると、理由はわりと微妙

実際の不採用理由はだいたいこれ:

  • たまたま他にいい人がいた
  • たまたま枠が埋まった
  • たまたま上司の気分が違った

つまり「運の再配分イベント」。

ただし人間はこれを受け入れられない。


そこで始まる“敗因考察会”

ここからが本番。

人は突然、反省会を開く。

  • 面接のあの一言がまずかったのか
  • 志望動機が弱かったのか
  • 服装の色がダメだったのか

もう完全に考古学レベルの分析。

発掘しても答えは出ないのに掘り続ける。


一番やばいのは「自分だけの仮説」が正解っぽく見えること

怖いのはここで、

誰も答えを教えてくれないから、
自分の妄想が一番それっぽくなる。

そしてだいたいこうなる:

👉「やっぱ自分がダメだった説」

根拠はないのに説得力だけある。


再就職は“情報不足で自爆するゲーム”

この活動の本質はこれ。

  • 情報が少ない
  • フィードバックが遅い
  • 正解が見えない

だから人間の脳が勝手に補完する。

そしてその補完がだいたいネガティブ。

親切設計なのに不親切。


でも外側の世界は複雑じゃない

実際に起きていることはかなりシンプルで、

  • 枠が1つだった
  • たまたま相性が良かった人がいた
  • たまたまタイミングがズレた

ほぼそれだけ。

深読みするほどの構造はない。


人生が動くときも同じくらい微妙

うまくいくときもだいたいこれ。

  • なんとなく応募した
  • なんとなく通った
  • なんとなく決まった

分析不能レベルの軽さ。

でも後から意味が付く。


結論

再就職活動で一番無駄に消耗するのは、

「落ちた理由を正確に特定しようとする時間」

だったりする。


本当はもっと単純で、

落ちた理由の多くは
「あなたの問題じゃないところ」にある。


もし今ちょっと考えすぎているなら、
それは能力不足というより、

「情報が足りない状態でフル解析しているだけ」

かもしれない。

 


 

 

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