職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。


「自分の価値、今どれくらいなんだろう問題」

再就職を始めると、
なぜか一回やる行動がある。

転職サイトを開いて、
年収レンジと求人を眺めるやつ。

あれはやめた方がいい。

だいたい気分が悪くなる。


人は急に“値札つきの生き物”になる

再就職中の思考はこうなる:

  • 年収=値札
  • 経歴=ランク
  • 空白期間=値下げ理由
  • スキル=在庫の回転率

気づくと自分をスーパーの商品みたいに見ている。

しかもちゃんと売れ残り不安付き。


でも冷静に考えると、この仕組みがおかしい

よく考えてほしい。

初対面の人に会って、
10分くらい話して、

「この人、年収〇〇万円です」

って判断する世界、普通に怖い。

でもそれが日常として成立しているのが就活。


そして人は勝手に“劣化判定”を始める

再就職が長引くと、
だんだん思考がこうなる:

  • 年齢的に厳しいのでは?
  • スキル古いのでは?
  • もう需要ないのでは?

いや、ちょっと待て。
それ、誰が言った?

だいたい自分が勝手に言ってる。


市場価値という言葉の罠

この言葉、便利すぎる。

便利すぎて逆に危険。

本来はただの「相性」や「タイミング」を、
全部まとめて「価値」で処理してしまう。

かなり雑な圧縮フォーマット。


でも現実はもっとアナログ

実際に起きているのはだいたいこれ:

  • たまたまその会社が人を探してた
  • たまたまそのスキルを欲しがってた
  • たまたまその時期だった

つまり、ほぼ出会いガチャ。

能力というより縁寄り。


それでも人は“自分を下げる解釈”を選びがち

不思議なことに、

うまくいかない理由を考えるとき、
人はだいたい自分を原因にする。

  • 自分が足りない
  • 自分が遅れてる
  • 自分がズレてる

でも実際は、

「たまたま条件がズレてただけ」が多い。


再就職の本当の難しさ

スキルでも、年齢でもない。

一番しんどいのはこれ。

「自分の評価を、外部に預け続ける状態」

これが長く続くと、
普通にメンタルが削れる。


誤解してほしくないこと

今見えている“評価”は、
全体じゃない。

ただの一部。

しかもかなり偏った一部。


結論

再就職中に起きていることは、

「価値が下がっている」のではなく、
「価値の表示方法が荒いだけ」

に近い。


人間の価値って、
実はそんなに即時換算できるものじゃない。

でもシステムの都合で、
そう見えてしまうだけ。


もし今ちょっとしんどいなら、
それは能力の問題というより、

“雑な採点システムに晒されているだけ”

かもしれない。

 


 

 

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