職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

書類選考は、だいたい静かな不具合

再就職を始めるとまず気づく。

世の中には、
人の心をじわっと削る仕組みがある。

それが書類選考。
結果はだいたい3種類:

  • 通過 → 奇跡
  • お祈り → 通常運転
  • 返信なし → 一番メンタルに悪い

特に返信なしは危険で、
人間の存在が「未確認データ」になるものです。


不採用メールはなぜあんなに優しいのか問題

「慎重に検討した結果、ご期待に添えない結果となりました」

これ、冷静に読むとすごい。
意味としてはこう:

「ちゃんと見た上で今回は違いました」

優しい言葉で包まれてるけど、
内容はわりとストレートに現実。

ただし、毎回ちゃんと敬語なのは偉い。
そこだけは評価できる。


面接という“初対面で人生の概要提出イベント”

面接ってよく考えるとだいぶ特殊で、

初対面でいきなりこれをやる:

  • 人生のダイジェスト説明
  • 成功体験のプレゼン
  • 失敗の自己分析
  • 志望動機(正解探し)

最後に

「何か質問ありますか?」

って聞かれるけど、
こっちはまだ会社のコーヒーの味も知らない。


再就職中、人は自分をちょっとだけ雑に扱い始める

この期間に起きる一番の変化はこれ。

人はいつの間にか、

  • 年収=値札
  • 空白期間=欠陥
  • 職歴=履歴書の傷

みたいに、自分を“商品化”し始める。

でもこれ、かなり錯覚に近い。

本来はただの情報なのに、
評価に変換されてしまう。


でも不採用の正体は、だいたいシンプル

落ちる理由の多くはこれ:

  • たまたま他にいい人がいた
  • たまたま枠が埋まっていた
  • たまたまタイミングが違った

つまり、かなり運。

ただ人間はこの「たまたま」を、

なぜか全部“自分の問題”に翻訳してしまう癖がある。

翻訳精度だけ高いのが困る。


世界が狭くなるのは事実。でも理由が違う

再就職中は確かに世界が狭く感じる。

でもそれは現実の問題というより、
見えている情報が偏るから。

  • 落ちた会社
  • 返信の遅いエージェント
  • 不採用メール

これで世界が構成されると、
そりゃ暗くも見える。

ただ、それは世界の全体じゃない。


外側の世界は、普通にまだうるさいくらい広い

見えてないだけで、

  • 今も採用してる会社
  • まだ会ってない人
  • 検索してない職種
  • 想像してない働き方

これが普通に存在している。
・・・しかも静かに。


人生が動く瞬間は、だいたい雑

転職が決まるときって、
だいたいドラマじゃない。

  • なんとなく見た求人
  • ついでに送った応募
  • たまたま通った面接

このくらいの“偶然の連鎖”。

でも後から振り返ると、
それが人生の転機みたいな顔をする。


結論

今見えている不採用や不安は、
世界のすべてじゃない。

ただ単に、

「今のUIがその情報ばかり表示してるだけ」

みたいな状態。


再就職って、
能力の戦いというより、

どちらかというと

**“見えている世界のバグ修正ゲーム”**に近い。

そしてこのバグ、
たぶんちゃんと直る。


もし今ちょっとしんどいなら、
それは才能の問題じゃなくて、

単純に
表示されてる世界が偏ってるだけのことが多い。


 

 

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