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産業カウンセリングをしていると、
気づくことがあります。
就活って、冷静に見ると不思議。
能力でも、運でもなくて。
いちばんメンタルを削っているのはなにか。
「何も起きていない時間に、脳が勝手に意味を作りすぎること」
#② 人間は「空白」をそのまま放置できない生き物
#③ 何も起きていないのに“失敗ストーリー”が完成する
#④ 就活生の脳は「まだ結果が出てないのに落選済みにする」
#⑤ 企業側と就活生で“温度差バグ”が起きている
#⑥ 就活の本体は選考ではなく「待ち時間」
#⑦ 次回から始まるシリーズで扱うこと
① 就活のしんどさは“能力不足”でも“運の悪さ”でもない
企業から返信が来ない
面接結果が来ない
エントリーの連絡が止まる
事実だけを見ると
だけのこと。
でも人間の脳は、ここで終わってくれません。
② 人間は「空白」をそのまま放置できない生き物
時間が少し経つと、勝手に物語が始まります。
「評価が悪かったのかもしれない」
「もう興味を持たれていないのかもしれない」
さらに進むと、
「自分には向いていない就活だった」
まだ何も確定していないのに、
“失敗の結論だけ先に完成する現象”が起きます。
③ 何も起きていないのに“失敗ストーリー”が完成する
これ、冷静に見るとかなり辛い追い込み。
現実はただの「未返信」。
でも脳内ではすでに「不採用ドラマ」が上映。
しかも厄介なのは、その脚本の主演が自分だということ。
脳内脚本家、仕事が早すぎます。
④ 就活生の脳は「まだ結果が出てないのに落選済みにする」
就活でよく起きるのがこれです。
本来は「保留」の状態なのに、脳内ではこうなります。
「ダメだった」
「もう無理かもしれない」
いや、まだ判定出てません。
なのに気持ちだけ先に“不採用確定”にされます。
脳内編集:勝手に最終回
⑤ 企業側と就活生で“温度差バグ”が起きている
ここに現実があります。
就活生の頭の中では
「人生を左右する重大イベント」
でも企業側はだいたいこうです。
・選考が詰まっている
・順番に処理している
・まだ確認が回っていない
こちらはドラマ、向こうは事務処理。
この温度差でメンタルが削れます。
⑥ 就活の本体は選考ではなく「待ち時間」
就活の大半はこれです。
・結果待ち
・次の連絡待ち
つまり、選考そのものより
“待っている時間の方が長いゲーム”状態。
そして人間は、この「空白時間」がとても苦手。
だから空白を埋めたくなる。
しかも、だいたい不安要素を盛って。
⑦ 次回から始まるシリーズで扱うこと
このシリーズでは、就活のしんどさを気合いや精神論ではなく、構造で整理します。
① なぜ人は“何も起きてないのに落ちた気になるのか”
② なぜ1社だけが「人生」に見えてしまうのか
③ どうすれば脳内ドラマから抜けられるのか
就活がしんどい理由は、能力でも運でもありません。
「脳が勝手にドラマを作りすぎる仕様になっていること」です。
しかもその脚本、だいたい暗くて長い。
その気持ちのまま毎日過ごすのは嫌だよねぇ・・・。
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