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再就職の支援をしていると陥る沼。
それは不思議なほどにハマるもの。
今日はそんなお話を。
■1社に人生を賭けたがる思考の仕組み
まず結論から言うと、
就活生が特別そうしてるわけじゃない。
脳が勝手に“勝負演出”してくる。
① 脳は「選択肢」を減らしたがる(サボりたいだけ)
本来はこう:
- A社もいい
- B社もいい
- C社もまああり
でも脳はこれを嫌がる。
なぜかというと、
比較は疲れるから。
だから勝手にこうやる:
「ここが本命でいいや」
はい、決定。終了。楽。
結果どうなるかというと、
👉 1社に“物語上の主人公感”が付く
② 日本の就活文化、「一本化バフ」がかかる
さらに厄介なのがこれ。
- 第一志望はどこ?
- 志望動機は?
- 御社じゃなきゃダメな理由は?
この圧。
その結果どうなるか。
👉 「1社=運命の相手」みたいな演出が始まる
いや恋愛じゃないんだが。
③ 未来が不安だから「賭け」にしたくなる
人間は不確実なものに弱い。
だからこうなる:
- 複数選考=分散投資(安全)
- でも脳内ではなんか味気ない
そこで変換される:
「ここに全部かけてる自分、かっこいい」
いや投資じゃなくて就活なんよ。
④ 成功体験が“ドラマ化”される
例えば:
- OB訪問で感じよかった
- 社員が優しかった
- 面接がうまくいった
これだけで脳が勝手に
👉 「ここ=運命の企業」
に格上げする。
評価というより、
編集能力が暴走してる状態。
⑤ 一番の原因:「比較したくない心」
本音はこれ。
- 落ちたら嫌
- 他の会社見てブレたくない
- 自分の選択を正解にしたい
だから無意識にこうする:
ここが正解であってくれ
結果:
👉 1社に“人生の正解ラベル”を貼る
■何が問題かというと
この状態になるとどうなるか。
待ち時間:
- ただの数日 → 人生の審判期間になる
- 通知待ち → 神の裁き待ちになる
- 1通のメール → 運命の判決文になる
いや重すぎる。
■脳内の現実
冷静に言うとね。
企業側からすると:
- 「普通に選考処理してるだけ」
- 「まだ順番回ってないだけ」
- 「保留にしてるだけ」
こっちはドラマ見てるけど、
向こうはただの事務処理。
■まとめ
就活生の脳内:
「ここ落ちたら人生終了かもしれない」
現実:
「まだ書類フォルダの3番目くらい」
だから本質はこれ:
- 1社に賭けたくなるのは“ロマンと脳の省エネ”
- でも待ち時間が地獄になるのは“意味づけ過剰”
話をしても頭の整理は遅くなる。
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