職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

資格に全力、就活ゼロ。
——避難所に長く居すぎた大人たちへ

ワード、エクセル、MOS、簿記。

資格テキストを積み上げて、机の上だけは「再就職まっしぐら」。
——ただし、肝心の就活は「まだ本気出してないだけ」

という名の 無期限延期

再就職支援の講師として長年見てきて言えるコト。
これ、珍しい現象じゃありません。

むしろ“あるある”です。


 第1章:資格勉強は「最も安全な前向き行動」

資格に向かうと

・努力してる感が出る
・褒められる
・未来に向かってる“気”がする

しかも、

失敗するかもしれない就活より
…だいぶ安全

だから私たちは、

「資格に集中する」という最高に無難。
…そして、全く進まない場所

に腰を据えてしまう。

安心感は最強の魔力です。


第2章:試験前になると「世界が二択ゲーム」

資格試験が近づくほど

祝合格=人生救済
不合格=人生終了

みたいな、
少し極端な世界観が始まる。

・落ちたら恥ずかしい
・意味がない
・自信が壊れる

その結果、

「資格試験を受験しない」という高度な心理防御へ——

心理的には普通。
人生設計的には≠(ノットイコール)まあまあ強めの危険。

ここが人間らしくて、好きですが…。


第3章:これは「弱さ」ではない

よく言われるような慰めや気休めにあるセリフ

真面目だからですよ。
受けなくても良いんじゃないですか。

…という、人の人生に対して無責任な言動など、
私は口が裂けても言うことができません。

ただ一つだけ。
人生を雑に扱えない人ほど安全確認に時間をかける

・失敗を軽く扱えない
・周囲の視線も意識している
・未来を投げ捨てたくない

だから
「まず資格で自信をつけてから」
という 心の順番 になる。

これは甘えではなく、

「社会に触れる機会損失による慣らし活動が欠落してしまっている」

というサインに近いという事でしょうか。


第4章:しかし——資格は“避難所”だ

ブラックにいきます。

資格は武器にもなるし、
同時に、とても高度な“現実回避ツール”にもなる。

・動いてる気がする
・褒められる
・安全

だから居心地がいい。

でも真実はひとつ。

資格を取っても
自動的に人生は切り替わらない

そして

不合格でも、人生は終わらない
…たまにメンタルは落ちるけど。


第5章:本当のボトルネックは「スキル」ではない

人が止まる場所は

・自己PR
・面接
・応募
・人との関わり
・“現場の自分像”

つまり

「社会との接点」

そこが痛いから

そこに触れる前に、資格へ避難する

それは怠けではなく

「まだ痛みに触れられない」

という自然な反応。
人間として、すごく普通。


第6章:行動した結果がいまの状態

いちばん人生が動く瞬間は
資格合格より「小さく現実に触れたとき」

・求人を1件だけ見た
・応募フォームを途中まで作った
・相談を1回だけしてみた

それだけで

止まっていた時間が少しずつ動き出していく

変化は「一歩未満」の積み重ねから始まる。


最後に…

資格に全力で、就活は後回し。

それは別に「ダメ」でも「逃げ」でもなく、
単純に 動き方がまだ見えないだけ

とはいえ、机の上は完璧でも、社会の扉は勝手に開かない。


資格取得という避難所の現実

資格は安全地帯です。
安心して座れるけど、居すぎると

避難所が“生活拠点”になってしまう

——とはいえ、出口は一気に開くことがない事実は見たくないかも。


まずやるべき小さな一歩

  • 応募フォームを1件だけ開いて、採用か不採用など抜きに応募!
  • 面接を実際にいくつも体験する。
  • ハローワークに足を運び紹介を貰う。
  • 職業訓練校のキャリアある講師を捕まえて相談。

——たったこれだけでも、
昨日まで止まっていた現実は少しだけ動きますよ。

資格は安心地帯、でも出口は自分で作って触るしかありません。
その“ちょっとした触覚”が、人生を前に進めることができます。

完璧を求めるんじゃない。
内側で完結することだけを頑張るんじゃない。

全ては、雑でもいいから、
一歩を踏み出して行動すること。

それこそが、あなた自身があなたの未来をより良くするための近道です。

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