職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

「牛乳だけ買うつもりが…」あれ、もう袋パンパン?

「牛乳だけ買うはずだったのに、
なぜか帰り道は“買い出し部隊のリーダー感”が出ている。」

そんな日、ありますよね。
安心してください。あなたが弱いわけではありません。
あれは人間の脳が勝手に押してくる “買い物バグのスイッチ” です。

産業カウンセラーとして多くの人の行動を見てきましたが、
これはもう、ほぼ100%の人に発動します。
(むしろ発動しない人が、レア。)

今日はその裏側の脳のしくみを、
笑えるくらい“日常レベル”でお話します。


なぜ“1つだけ”の日ほどカゴが膨らむのか?

 ① スーパーは“脳を刺激するテーマパーク”だから

スーパーって、冷静に見るとテーマパークです。

色、匂い、音、割引シールの赤、
そして“あなただけへのメッセージ”みたいな POP。

脳が「面白そう!」と言って反応してしまうのは自然。
意思の問題ではなく 環境の圧勝 です。


 ② 目的が少ないと“探索モード”がONに

「牛乳だけ」「卵だけ」。
こういう日は、脳に余力があるんです。

その余力を何に使うかというと——

「ちょっと見ておく?」という謎の探索モード。

その結果、野菜コーナーに吸い寄せられたり、
なぜかお菓子コーナーで立ち止まったり。

私はこれを “迷子バグ” と呼んでいます。


 ③ “せっかくだしスイッチ”の恐るべき力

「今日くらい」「せっかくだし」

この言葉が出たら、もうスイッチ入りました。

・限定スイーツ
・見たことないパン
・安くなってた日用品

これらはすべて、
“買ってもいい理由”に秒で変換されます。

脳って、自己正当化が得意なんです。


これは性格の問題じゃありません

買い物でつい増やしてしまうのは、
だらしないからでもなく、浪費家だからでもありません。

脳はもともと
「楽しい・新しい・お得」に反応するようにできている。

むしろ、あなたは“かなり正常”。
誇っていいくらい。


今日からできる「買いすぎ防止」3つのコツ

(どれも3分でできるやつだけ)

 ① リストは“紙”で

スマホは誘惑の宝庫。
リストを見るつもりが
SNS → メール → ニュース……
と、脳が旅に出てしまいます。

紙のほうが脳が静か。


 ② 入り口で「今日買う3つ」を3秒見つめる

これだけで注意が固定されます。
脳に“アンカー”が打たれるイメージ。

探索モードが弱まって、迷子バグが減ります。


③ 行く棚だけ決めておく

スーパーの動線はあなどれません。
“ついで”の連鎖が起きるのはあたり前。

だから意思で頑張るより、
ルートを先に決めておく方が強い。


まとめ——人間的な“買い物バグ”

買い物で増えてしまっても、
落ち込む必要はまったくありません。

性格ではなく、脳の仕様です。

こういう“無意識のクセ”を知るだけでも、
日々のストレスがほんのり軽くなります。

 

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