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「牛乳だけ買うつもりが…」あれ、もう袋パンパン?
「牛乳だけ買うはずだったのに、
なぜか帰り道は“買い出し部隊のリーダー感”が出ている。」
そんな日、ありますよね。
安心してください。あなたが弱いわけではありません。
あれは人間の脳が勝手に押してくる “買い物バグのスイッチ” です。
産業カウンセラーとして多くの人の行動を見てきましたが、
これはもう、ほぼ100%の人に発動します。
(むしろ発動しない人が、レア。)
今日はその裏側の脳のしくみを、
笑えるくらい“日常レベル”でお話します。
#「牛乳だけ買うつもりが…」あれ、もう袋パンパン?
#なぜ“1つだけ”の日ほどカゴが膨らむのか?
#これは性格の問題じゃありません
#今日からできる「買いすぎ防止」3つのコツ
#まとめ——人間的な“買い物バグ”
■ なぜ“1つだけ”の日ほどカゴが膨らむのか?
① スーパーは“脳を刺激するテーマパーク”だから
スーパーって、冷静に見るとテーマパークです。
色、匂い、音、割引シールの赤、
そして“あなただけへのメッセージ”みたいな POP。
脳が「面白そう!」と言って反応してしまうのは自然。
意思の問題ではなく 環境の圧勝 です。
② 目的が少ないと“探索モード”がONに
「牛乳だけ」「卵だけ」。
こういう日は、脳に余力があるんです。
その余力を何に使うかというと——
「ちょっと見ておく?」という謎の探索モード。
その結果、野菜コーナーに吸い寄せられたり、
なぜかお菓子コーナーで立ち止まったり。
私はこれを “迷子バグ” と呼んでいます。
③ “せっかくだしスイッチ”の恐るべき力
「今日くらい」「せっかくだし」
この言葉が出たら、もうスイッチ入りました。
・限定スイーツ
・見たことないパン
・安くなってた日用品
これらはすべて、
“買ってもいい理由”に秒で変換されます。
脳って、自己正当化が得意なんです。
■ これは性格の問題じゃありません
買い物でつい増やしてしまうのは、
だらしないからでもなく、浪費家だからでもありません。
脳はもともと
「楽しい・新しい・お得」に反応するようにできている。
むしろ、あなたは“かなり正常”。
誇っていいくらい。
■ 今日からできる「買いすぎ防止」3つのコツ
(どれも3分でできるやつだけ)
① リストは“紙”で
スマホは誘惑の宝庫。
リストを見るつもりが
SNS → メール → ニュース……
と、脳が旅に出てしまいます。
紙のほうが脳が静か。
② 入り口で「今日買う3つ」を3秒見つめる
これだけで注意が固定されます。
脳に“アンカー”が打たれるイメージ。
探索モードが弱まって、迷子バグが減ります。
③ 行く棚だけ決めておく
スーパーの動線はあなどれません。
“ついで”の連鎖が起きるのはあたり前。
だから意思で頑張るより、
ルートを先に決めておく方が強い。
■ まとめ——人間的な“買い物バグ”
買い物で増えてしまっても、
落ち込む必要はまったくありません。
性格ではなく、脳の仕様です。
こういう“無意識のクセ”を知るだけでも、
日々のストレスがほんのり軽くなります。
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