職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

~目次~

 

片づけ迷子が“人類標準”な理由

注意散漫は才能です

◆この記事でわかること

  • 片づけで脱線するのは“脳の標準機能”
  • なぜ片づけ中に昔の思い出や別の家事にワープするのか
  • 脳科学的に見た「寄り道が多い人の強み」
  • 脱線しながらでも進む片づけ術
  • カウンセリングが“脳の片づけ”に効く理由

片づけようとしたのに別作業へワープする理由(結論:全人類そう)

片づけを始めたのに、
なぜか昔のチラシを眺め、
そこから書類整理に発展し、
気づけば洗濯物を畳み、
最終的に机はそのまま。

……はい、もうそれ、人類の初期設定です。

意思が弱いのではなく、
脳が勝手に “おもしろい情報の方” にハンドルを切っているだけ。

標準装備の「脱線アプリ」がフル稼働しているだけなのです。


片づけ中に発動する“感情スイッチ”の罠

机の整理って、なぜか感情の爆弾だらけ。

  • なんで取ってあるのかわからないレシート
  • 「何これ?」となる謎のメモ
  • 3年前の手帳
  • 「誰…?」ってなる集合写真

これ、全部 脳にとって刺激が強い“感情スイッチ”

脳は常にこう言ってます。

「片づけより、こっちの思い出の方がおもしろくない?」

そしてあなたの意思なんて聞かずに勝手にダイブ。

あなたが弱いんじゃなくて、
“脳が正しく動いている証拠” なんです。


脱線しやすい人=実は「注意力が高すぎる人」

ここ、多くの人が誤解するところ。

片づけ中に寄り道する人ほど、
周辺の情報をよく拾う “高感度アンテナタイプ”

つまり、

  • 片づけが進まない → × ダメ
  • 脳の感度が高い → ○ 才能あり

なのです。

刺激にすぐ反応できる脳って、実はとっても優秀。


対策は「種類で分ける」より「時間で区切る」

よく聞く方法:

  • 書類は書類でまとめる
  • 思い出ボックスを作る

これ、脳が最も脱線しやすいやり方。

おすすめはシンプルに、

  • 5分だけ
  • 10分だけ
  • タイマー1回分だけ

という “時間で切る方式”。

脱線しても、
「戻る場所」がハッキリしてるから迷子になりにくいのです。


寄り道片づけは、あなたの脳に合った自然なスタイル

片づけは “一直線で進む” ことだけが正義じゃありません。

むしろ脳は、
アプリを同時に開きながら動くスマホみたいなもの。

ちょっと寄り道しても、
1ミリでも進めばもう大成功。

寄り道しながら進む片づけ=脳にやさしい最適動作
なんです。


脳のごちゃつきを減らすには「記録」が最強

脱線しやすい人ほど、脳内に抱えている情報が多い。

だからこそ、

  • やること
  • 捨てる基準
  • 残すもの

こうした“判断”を 脳の外に出すだけで軽くなる

ここで役立つのが、実は産業カウンセリング。

カウンセリング=脳の片づけ支援

悩みを聞くだけではなく、
頭の中で混ざった情報をいったん外に出して整理する作業。

脳が軽くなれば、

  • 家の片づけ
  • 仕事の迷子
  • 気持ちの疲れ

ぜんぶ減ります。

「脱線しやすい=脳が優秀な証拠」
その強みを活かして、
ちょっとずつ前へ進めば十分。

ご予約制で、産業カウンセリングや副業相談を承っています。
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