職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

返信した“つもり”で送っていなかった。
──脳が起こす“イメージ優先バグ”

誰でも一度は経験がある頭の中の自己完結。
何かをしている途中でメッセージがピロリん。

手を止めて文字を書く。
そして、「返信したつもりで送れていなかった」という痛恨のミス。

実はこれ、
単なるうっかりではなく
脳の仕組みが引き起こす“バグ”の一種と言えます。

メッセージを読んだ瞬間、
頭の中で返事の文章を組み立てる。
それだけで、脳は“タスクをひとつ完了した”と誤認します。

この時点で本人の脳内では
返信がほぼ完了しているため、
実際の「送信」操作との区別が曖昧になるのです。

しかも厄介なのは、
脳内では会話が自然に進行しているため、
相手から返事が来ないと
「なぜ?」と感情が揺れ動ってしまうところ。

つまりこれは、
脳が「イメージ」と「実行動」を同列に扱ってしまう現象

仕事のタスクで “やったつもり” が起こるのも同じメカニズムです。

このバグはおおげさに言えば、
「脳のメモリ節約モードの副作用」でもあります。

本来なら、
わたしたちは膨大な情報とタスクを
同時並行で処理しています。
その中で脳は、省エネのために
“イメージの段階”でタスクを完了扱いにしてしまう。

結果、
「送ったつもり」
「やったつもり」
「伝えたつもり」

というすれ違いが生まれるのです。

ただし、これは
能力が低いわけでも
不注意な人だからでもありません。

むしろ
脳ががんばって処理を最適化しようとした結果生まれる、人間らしいミス

自分を責める必要はありません。

気づいたら、
「あ、また脳が省エネしてるな」
くらいの感覚で、
少し距離を置いて捉えると、
人間関係のストレスも減っていきます。

思考がバグるのは、やることが一杯だと怒ること。
あなただけでなく、他の人だって起こりえる。

言ったのに覚えてない。
話したのに、聞いてないっていうこともある。

そんな時は、

今日も、またひとつ
“人間バグ”が見つかりました。

という感じでいることも優しさと思いやりの一つです。

この人間バグが許せない。
自分は、こう思うんだと腹立たしさが沸き上がるときは産業カウンセリングで落ち着きましょう。

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