久留米の街角で、ふと目に留まったアート作品。
それは——
カッパの地蔵?
カッパのこけし?
いや、そもそもカッパなのか…?
説明書きがないので、正体は不明。
でも、なんか気になる。
じっと見てしまう。
頭には皿っぽいものがある。
でも、地蔵っぽい穏やかな顔もしている。
こけしのようなフォルムも否めない。
「これは水の神なのか、木の精なのか」
「もしかして、久留米の守り神…?」
妄想が止まらない。
説明がないからこそ、勝手に物語が始まる。
調べてみると、久留米市田主丸町はカッパの聖地とも言われていて、
街のあちこちにカッパ像が点在しているらしい。
その数、なんと300体以上。
石像、金属、こけし風、地蔵風、宇宙風まで。
もはや「カッパって何?」という問いが生まれるレベル。
今回の“謎のカッパ像”も、
説明がないからこそ、見る人の感性で自由に受け取れる。
「これはカッパです」って書かれていたら、
それ以上の妄想は生まれなかったかもしれない。
だからこそ、わからぬままにしておくのも、
アートとのいい距離感なのかもしれない。
次はどんな“説明なしアート”に出会えるかな。
久留米の街、まだまだ奥が深いです。
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