春の彼岸を迎え、あちこちで花が咲き始めています。
特に目を引いたのは、鈴蘭のような姿のピンク色の花。
調べたところ、これは「馬酔木(あせび)」という花でした。
馬酔木(あせび)
馬酔木はツツジ科に属する低木。
その可憐な花房が風に揺れる様子は、どこか控えめな優雅さを漂わせています。
その名前の由来は、葉や枝に含まれる成分が馬にとって有毒で、「酔う」ような影響を及ぼすことからきています。
とはいえ、その毒性を感じさせない美しい花姿は、古くから日本人に愛されてきました。
礒影(いそかげ)の 見ゆる池水 照るまでに 咲ける馬酔木(あしび)の 散らまく惜しも。
大伴家持(おおとものやかもち)
意味:池水(いけみず)に影を映して、美しく咲いている馬酔木(あしび)の花を、袖に入れましょう。
大伴家持(おおとものやかもち)
意味:池水(いけみず)に影を映して、美しく咲いている馬酔木(あしび)の花を、袖に入れましょう。
上記のように万葉集では人気の馬酔木。
万葉集でも度々、花のことで詠まれるほど。
その存在は歴史と文化の中で特別な意味を持っています。
福岡の里山では、このような春の兆しがいたるところで見られる季節となり、馬酔木のように個性的で美しい花々が心を癒してくれます。
自然の美しさにふれるひとときは、日常の忙しさを忘れさせてくれる、貴重な時間ですね。
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