職場の人間関係・メンタルケア・適材適所・離職対策
30年以上の多業種経験をもとに、個人と組織の「本来の力」を引き出します。

営業や新人研修など、人材を育成する時に良く使っていたのが、種まきと刈り取り、収穫のお話。

お客様に電話をしたり、定期的にご挨拶やお話を聞きに伺ったりする。
最初は、きっかけ、情報提供し、足蹴く通う。そして欲しいと思ってもらうタイミングを待ち、買ってもらう。

きっかけは種
情報は肥料
足蹴く通うことは、水やりや草むしりなどお世話
タイミングを待つは、食べごろになるまで我慢
買ってもらうは、刈り取り&収穫

として、新人研修の時に、営業するときのたとえ話として、畑の作物の種蒔きと収穫に例えて話をしていた。

でも、この種まきの話には、まだまだ先がある。

自然界は、とてもシビアで、、
同じ種を、同じ畑に、毎年同じ時期に蒔くと、どんどん収穫量が減る。
そして、段々おいしくなくなっていくし、病気にかかりやすくなってきて、育てにくくなるし、とてもお金も手間もかかってしまう。

人の世も全く同じで、同じ商品を売り続けていくと、買ってくれる人が減るし、収穫量も減る。

だからこそ、私は合成肥料や即席栽培に頼ることなく、
しっかりと有機で土壌をたがやし種をまく。
だけど、毎年同じ種をまき続けはしない。
同じ種は3年が限界。

新しい種を蒔いたら、3年後にどんな種をまくか、アンテナを張り続けるし、新しい品種が出たら、マークして置くことも必須。
収穫した実をおいしいと堪能するには、最初に手をしっかりとかけてタイミングを逃さない

でも、一件全く違う種をまいたと感じていても、本質はぶらしてはダメ。
本質とは、近い品種かな。
全く違う種だとしたら、一からやりなおしだから、今までの経験はみずのあわになってしまう。

全く違う種をまくには、まず違う畑を用意。
そして、用意した違う畑に今までと同じ種をまく。
そして、今まで使っていた畑には、新しい違う種をまいていく

そうやって、自分のフィールドが広がっていくのかもしれない


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